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高確率で攻撃的なライジングリターン

更新日:2018年7月4日

        ~ステップインでサーバーの時間を効果的に奪う方法~

試合中の選手には多くの選択を迫られるシュチュエーションがあります。その中でもサービスレシーブ時は相手のサーブ、サーブアンドボレーをしてくるのか?相手の弱点、ゲームカウント、自分の調子などを考慮しながら選択しなくてはいけません。

ポジションをさげてループ系のボールでとりあえず返すか、スライスで確実に入れて相手にテニスをさせるか、ハードヒットしてリターンエースを狙うのか、チップアンドチャージやドロップリターンという手もあります。私自身も現役時代に大切なポイントで消極的なプレーをしたり、ほとんど無いチャンスで安易なミスをしたりして、試合が終わった後に後悔したこともあります。対人スポーツにおいて絶対的な正解はないと僕は思います。対戦相手、コート状況、ボールの質でさえプレーに影響を与えます。

さらにリターンゲームはリターンだけではありません(リターンが返ることが前提ですが)。その後のプレーを前提としたリターンをすることが大切です。

ポジションを下げれば守備範囲は広くなります、ボールが浮けば相手にチャンスを与える事になります。その二つの問題をライジングリターンが解決します。今回はライジングリターンのコツと練習法を紹介します。


早いタイミングでボールを捕らえる練習


ライジングでボールを捕えるためには早いタイミングで打つ必要があります(当たり前ですが)


・まずは小さなフォームドライブボレーで練習しましょう。注意点はまともに当てる事と、打点を落とさないことです。


・ネットの向こう側にバウンドしたボールをノーバウンドで打つ練習。注意点は打点を落とさないこと、フォームを大きくしないことです。


・上からの球出しを連続で出してもらいライジングの感覚を覚える練習。フォームを大きくしてしまうと球出しに対して 後手後手になってしまうので、早めのテイクバックで待ち構える感覚で。


実際にライジングリターンしてみる


・最初はユックリなフラットサーブを打ってもらい、ベースラインの内側からステップインしながらやってみましょう(高弾道の方がライジングが難しいです)。


・なれてきたら ベースラインからやってみましょう。注意点はボールが浮いてないか?

打点が落ちてないか?タイミングは遅くないか?です。


一つの選択として面白いライジングのリターンを是非習得してくださいね!



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